みえない雲 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
原発事故が起こったあと人はいかに生きるか
世界の原発史上最悪の事態となったチェルノブイリ爆発事故から20年が経つ本年12月、1本の映画が公開される(シネカノン有楽町にて'07年正月第一弾ロードショー)。あるドイツの原発で爆発事故が起き、町はパニックに陥り何の罪もない市民が巻き込まれるというドラマだ。本作品はその原作である。被爆した14歳の少女が見た社会の混乱と肉体的な疾患のリアルな描写は、ドイツの約3倍の原発を持つ我が国にとってあまりに衝撃的な近未来小説である。
内容(「BOOK」データベースより)
あるドイツの原子力発電所で爆発事故が起き、町はパニックに陥った。学校に未だかつて聞いたことのない警報が鳴り響く。十四歳のヤンナ‐ベルタは、弟とともに右往左往の避難を開始し、その間にも汚染された空気が迫ってくる。はたして彼女は家族と無事に会えるのか…。死傷者数万人ともいわれた世界の原発史上最悪の事態となった旧ソ連・チェルノブイリ爆発事故。その翌年に発表された本作品が、事故後二十年を経て映画化された。ドイツの約三倍の原発を持つわが国にとって、改めて危機感を募らせる衝撃的な近未来小説である。
化学の結婚―付・薔薇十字基本文書 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
ヨーロッパ精神史に深い刻印を残した文学的・思想的事件…薔薇十字四大文書を原典から完全翻訳。
内容(「MARC」データベースより)
幻の秘密結社、薔薇十字団とは? 空前絶後の異小説…ヨーロッパ精神史に深い刻印を残した文学的・思想的事件。17世紀神秘思想のバイブル、薔薇十字四大文書を原典から完全翻訳。93年刊の普及版。
若い兵士のとき (改版) (文庫)
内容(「MARC」データベースより)
17歳で志願し入隊してから20歳で敗戦をむかえるまで、ナチ政権下のドイツで実際に体験した戦争のなまなましい姿。「あのころはフリードリヒがいた」「ぼくたちもそこにいた」に続く、3部作の完結編。1995年刊の新版。
クマの名前は日曜日 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
少年のもとにやってきたぬいぐるみのクマの〈日曜日〉.でも〈日曜日〉は口もきいてくれないし,一緒に食事もしてくれない.ぼくのことをほんとうに好きなんだろうか.そして,ある日,少年は夢でクマの国へ-人とモノ,人と人のコミュニケーションとは何かを問いかける子どもと大人のための絵物語.
内容(「BOOK」データベースより)
大好きなクマのぬいぐるみの「日曜日」は、なんにもしゃべらないし、だきついてもこない。ぼくのことをどう思ってるんだろう…。独特な詩的世界をえがくドイツの作家ハッケと、映画「アメリ」のキャラクターデザイナーとしても活躍した画家ゾーヴァのコンビによる子どもと大人のための絵物語。
完訳グリム童話集〈1〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
グリムのメルヘンとはそもそもどんなお話だったのか。子ども向きの楽しい童話なのか、それとも残酷で怖い昔話なのか。日本に早くから紹介されたものだけに、様々な版が入り乱れ様々な議論があったが、本書は、グリム研究の第一人者が満を持して発表した決定版。世界のグリム学者の議論を踏まえ、新たに訳しおろされた本格派。第1巻は「蛙の王さま」「ヘンゼルとグレーテル」ほか20篇。カラー図版多数。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
グリム,ヤーコップ
1785‐1863。ドイツのヘッセン国ハーナウ生まれ。「グリム童話」を編纂する。1812年に初版を出版後、次々と改訂、1857年に第七版を出版
グリム,ヴィルヘルム
1786‐1859。ドイツのヘッセン国ハーナウ生まれ。「グリム童話」を編纂する。1812年に初版を出版後、次々と改訂、1857年に第七版を出版
野村 〓@55DB@
1925年生まれ。京都大学文学部ドイツ文学科卒業。東京外国語大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
旧ミュータントの帰還 ローダン・シリーズ 299巻 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
艦隊テンダー「ディノ386」艦長コノ・マトゥナリ大佐は怒っていた。惑星アスポルクへの補給を終えたあとも、ラトレイ星系に足どめされたのである。だが、指揮官ロワ・ダントンから説明を聞いて考えをあらためる。ダントンはローダンと旧ミュータントが抱える問題をいっきに解決する妙案を用意していたのだ。「ディノ386」は超弩級戦艦「モストノフ」をともない、ただちに重力嵐が荒れ狂う銀河中枢部に向かったが。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
天沼 春樹
1953年生、1982年中央大学大学院博士課程修了、中央大学文学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
フレディ〈3〉ハムスター救出大作戦 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
「助けて!ハムスター殺しがうちの前にいる。」とつぜんの悲鳴を聞きつけたフレディ。それはどうやら、野生のハムスターのようだった。小麦畑に住んでいるかれらは、開発のために殺されそうになっているのだ。マスター・ジョンの力を借りて、フレディと仲間たちが力を合わせ、「ハムスターお助け作戦」を決行。ところが、野生のハムスターはがんこ者。さて、作戦のゆくえは。
内容(「MARC」データベースより)
「助けて! ハムスター殺しがうちの前にいる。」 野生のハムスターの悲鳴を聞きつけたフレディ。小麦畑に住んでいる彼らは、開発のため殺されそうになっているのだ。フレディと仲間たちは「ハムスターお助け作戦」を決行!!
魔の山〈上〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
平凡無垢な青年ハンス・カストルプははからずもスイス高原のサナトリウムで療養生活を送ることとになった。日常世界から隔離され病気と死が支配することの「魔の山」で、カストルプはそれぞれの時代精神や思想を体現する数々の特異な人物に出会い、精神的成長を遂げてゆく。『ファウスト』と並んでドイツが世界に贈った人生の書。
クラバート (-)
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ヴェンド人の少年3人組で村から村への浮浪生活をしていたクラバートは、ある時から奇妙な夢を見るようになる。「シュヴァルツコルムの水車場に来い。お前の損にはならぬだろう!」という声と止まり木に止まった11羽のカラスの夢。 その声に従って水車場の見習となったクラバートは、昼は水車場の職人として働き、金曜の夜には12羽目のカラスとなって、親方から魔法を習うことになる。 『大どろぼうホッツェンプロッツ』や『小さい魔女』などで知られるオトフリート・プロイスラーが、ドイツとポーランドにまたがるラウジッツ地方の古い伝説を下敷きにして書いた『クラバート』。チェコのアニメ作家カレル・ゼマンによって映画化もされたこの物語は、ドイツ児童文学賞、ヨーロッパ児童文学賞などを受賞し、プロイスラー文学の頂点ともいわれる1冊である。 クラバートが足を踏み入れた水車場は、暗く多くの秘密を抱えた場所だ。新月の夜に現われる大親分の存在や復活祭の決まりごと。毎年の大晦日には仲間のひとりが犠牲となるなど、常に死の影がつきまとう。そこでの3年間の修行を経たクラバートは、「自分自身の意志の力と、ひとりの誠実な友の助力と、ひとりの娘の最後の犠牲をも覚悟した愛とによって」親方との対決を果たすことになるのだ。 宮崎駿が『千と千尋の神隠し』の下地としたという本書は、少年少女向きの軽いファンタジーではない。あらゆる世代を対象にした児童文学の枠を超える1冊である。(小山由絵)
七銀河同盟―宇宙英雄ローダン・シリーズ〈325〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
脳を誘拐されたローダンの肉体を管理している医療惑星タフンで、医師リング・ゾファーは、第一アヴェント計画を発動した。異銀河を彷徨していたローダンが、ついに帰還し、二体の超越知性体“それ”と“反それ”のチェス・ゲームが終わろうとしているのだ。アトランとロワ・ダントン、そしてUSOサヴァイヴァル・スペシャリストのオルトクルとトゥロッキーは、ローダンの帰還にそなえ、惑星タフンへと向かったが…。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
五十嵐 洋
1957年生。1980年法政大学社会学部卒、フリーエディター、翻訳家、『ペリー・ローダン』シリーズ統括。日本SF作家クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)